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ぼくの住んでいる岩松はとてもいいところだ。運動場からの富士山や岩本山のながめは、とてもすばらしい。特に、冬の朝がいちばんきれいだ。
また、近くには富士川のかわらがあるぼくの組では、土曜日の学級会のとき、学級行事で富士川のかわらで、飯ごうすいはんをした。川に入って、小さなえびをとったりした。すな地で、すもうをとって、よこずなをきめてあそんだ。
また、友だちがつくってあるきちをさがしっこして、とても楽しかった。学級全員でかくれっこしたりして、とびまわれるので、富士川のかわらがだいすきだ。
岩本山では、はさ虫やかぶと虫がとれる。でも、このごろはあまりとれない。父が子どものころは、ものすごくとれたそうだ。公園ができたので、いなくなってしまったのかもしれない。
岩本山のてんぼう台からは、いろいろなものがみえる。富士川、それから工場やデパート。家もたくさんある。工場のえんとつを見ていると,テレビでよく言う、公害富士市ということが頭にうかぶ。
富士市でも、ほくの住んでいる岩松のようによいところもある。でも、岩松もこのごろ、うめがならなくなったり、竹がみんななくなってしまう。これも公害のためだろうか。
ぼくは、自分の生れそだった岩松がいつまでも、住みよい、自ぜんにめぐまれた岩松であってほしいと思う。