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【広報ふじ昭和46年】市政モニター提言

公正取引委員会のような組織を

 私たち一般家庭で消費生活の占める割合は大きなものがあります。半永久的な商品から、毎日必要な食料品まで、いろいろな品物が出回っています。
 ところで、多くの品物は私たちに品質の良し悪しが判断できません。ほとんどが業者の宣伝や商人の言葉を信じて買物をしています。そして後味の悪い思いをすることがしばしばあります。
 たとえば、歯医者で金歯を入れたら3万円かかった、5万円かかったなどとよく聞きます。そんな大金を支払うのに、私たちには何んの基準も示されず、歯医者さんの言いなりに支払いをします。
 また、先日はこんなこともありました。市内のある眼鏡屋へレンズの入替えに行きました。主人は留守で奥さんに検眼してもらい、2,000円のレンズを入れてもらうことにしました。1時間くらい用事をし、眼鏡を取りにいくと、こんどは主人がおり2,000円を出すと主人は800円でいいと言いました。私は安いのはなによりと思い800円を支払ってきました。
 しかし奥さんがいれは当然、2,000円支払わなければならなかったと思います。そのときは得をしたような気がしましたが、なんとなくすっきりしませんでした。
 私たちにはレンズの品質などは全然わかりません。買物や診察などをして納得がいかないとき、調査などをしてくれる公正取引委員会のような組織を作ってほしいと思います。 (細野勇治・富士中島下)

愛鷹山の整備をすすめてほしい

 「工業都市富士市」として力を入れてもらいたいことがある。公害のデパート、公害の町と、富士市には公害以外にないようにいわれているが、まだまだ自然の美しさが多く残されている。愛鷹山もそのひとつ。緑と清流のある愛鷹山の開発、整備をすすめてほしいということ。
 悪臭、騒音から離れ、自然のなかでくつろげるように、せめて大棚の滝までの道路を整備して、気軽に行けるようにしてもらいたいものだ。富士市の大目標である“緑と太陽”など、判ったような、判らないようなキャッチフレーズをあげるだけでなく、みんなが楽しく利用できる施設をすこしでも多くつくってほしいものだ。(石川仁・吉原1丁目)

おしらせ

休耕地の管理を正しく
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