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【広報ふじ昭和46年】無線放送が良く聞えないのですが……

市役所の放送についてひとこと。朝と夕方の2回、無線放送が行なわれていますが、私の住んでいる所では良く聞き取れません。ところが、ときによっては2か所から聞えるときもあります。予防注射など知りたいことが聞えないことが多いので、聞えるようにしてほしいと思います。また、無線放送設備はどのように設置され、運用しているか教えてください(広見町4・山本とし子)

今年も14か所に受信局をつくりました

 市政のお知らせはもとより、気象情報や交通情報をできるだけ早くみなさんにお知らせするために設けたのが“広報無線”です。
 広報無線をはじめたのは昭和33年。ことしも事業費720万円で、吉原地区8か所、富士地区4か所、鷹岡地区2か所の14か所に新しく受信局を設置しており、近く完成します。
 受信局は、火の見やポールにスピーカー4個と、受信機をつけてあります。聞える範囲は約500メートル。建設中の受信局が完成すると118受信局(吉原73局、富士31局、鷹岡14局)になりますので、約68パーセントの人たちに“声”のお知らせをお届けできるようになります。


■犬や猫捜しの放送はできません

 放送局は市役所にありますが、消防署でも操作できるようになっています。
 したがって、定時放送はテープにとって消防署から、臨時放送は昼間は市役所から、夜間は消防署から電波を送っています。
 放送内容は市政のお知らせを中心に行なっています。よく、犬や猫を捜してほしいという依頼がありますが、電波法で放送できないことになっています。また商店などの催しや個人の利益になるものも放送できませんので、ご承知ください。
 しかし、市内全域に“声”のお知らせを届けるためには、あと30か所くらい受信局を設置しなければなりません。したがって、来年度も増設していく計画ですが、新しく受信局を設ける場合は、既設受信局との距離や人口の集中度などを考慮して設置します。なお、2か所以上から聞える場合は、移設するなどの処置をしていますが、風の関係などで聞える場合がありますのでご了承ください。
■1年間に2,404回放送
 多い迷い子や尋ね人

 放送時間は、定時放送が午前7時、7時30分、10時、正午、午後2時、5時の6回で、このうち午前7時30分と午後5時が市役所からのお知らせになっています。このほか気象情報、交通情報、迷い子などの臨時放送も行なっています。
 昨年1年間に放送した回数は、定時放送が2,129回、臨時放送が275回でした。臨時放送の内容は、火災87回、断水などのお知らせ46回、迷い子31回、尋ね人29回などとなっており、迷い子、尋ね人の多いのが目につきます。買物や子どもが遊びに行くときなど、十分に気をつけてください。
 広報無線受信局が故障したとき、あるいは要望や苦情があるときは企画調整部広報課(電話51-0123内線528・529)へご連絡ください。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 臨時放送は昼は市役所、夜は消防署で行なっています
( 写真説明 ) 受信局の増設工事は近く完成します
添付ファイル
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広報広聴課 (市庁舎8階北側)
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