富士市の遺族会員ら市民125人が乗った全日空機が、7月30日の午後2時4分ころ岩手県雫石町の上空で、自衛隊機と空中接触して墜落。この事放で、富士市の125人をはじめ162人の乗客らは、一瞬のうちに尊い命を奪われてしまいました。「遺族会員らが航空機事故にあった」の悲報を聞くや、市では、ただちに、全日空遭難対策本部(市長以下の職員)を設置し、家族が現地へ向う準備、遭難者の確認にあたる一方、広報無線放送を通じ、市民に悲報をお伝えしました。
125人の遺体は、ほとんどが現地で火葬にされ、遺家族に抱きかかえられて無言の帰宅。市と遭難家では8月3日、富士市農協広場で“合同慰霊式”をとり行ないました。式場へは遺族をはじめ県内外から6,000人が参列し、み霊を慰めました。
「航空機の安全対策はかけ声だけだったのか。再びこのような大惨事を起さないためにも厳しい処置、責任追究がなされなくては……。み霊よ安らかに」と渡辺市長、望月議長が弔意をのべました。
また、遭難事故で岩手県の方々に物心両面にわたって大変お世話になりました。
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