市の花“バラ”を植えるのはいまが一番いい時季です。各家庭にバラを植えて花のある美しい町づくりをしようではありませんか。
バラを植えるときにまず気をつけなければならないことは良い苗木を選ぶことです。苗木はほとんどつぎ木で、1年生から2年生のものが多くでています。つぎ木の部分がしっかりして、肉盛が多く、下葉まであるのをさがすのがコツです。
植える場所は、日当りがよく、風通しのよい場所を選びます。このうち、日当りの良い場所ということが第1条件ですが、とくに朝日の当る場所が理想です。土質は保水力と保肥力に富んだものを選んでください。
植えるときは鶏ふんや腐葉土など肥料を多く入れてください。その上に根を広げ、根が直接肥料に当らないように植えます。なお、つぎ木部分は地上3センチメートルくらいになるようにしてください。植えたあとは必ず支柱をたててやります。
花は1年目から咲きますが、苗木を弱くしてしまいますから、つぼみのうちに摘み取ってください。また、病害虫の駆除など育成管理にも十分注意してください。