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【広報ふじ昭和46年】市政モニター提言

ゴミの集積場所をきれいに

(問)
 定時収集のおかげで、われわれの生活環境は随分良くなりました。しかし、各町内に定めてある集積場所があまりにも雑然としすぎ、町の美化の上からも、感じがよくありません。
 そこで1つの提案ですが、所定の場所はコンクリートブロックなどで囲いをつくり、ゴミ集積場の表示板でも立てておけば、出す人も気をつけるし、見ためもよくなるのではないかと思います。
 社会環境の美化にも、一工夫をしてほしいものです。(稲葉利夫)

(答)
 現在、市内のゴミ集めは燃えるものと燃えないものの2通りに分けて行なっています。
 燃えるゴミの収集は、週2回の定時収集で3,840か所、燃えないゴミの収集は月2回で1,020か所に集積場所を設けて行なっています。
 この4,860か所の集積場所を市で管理することは困難なため、各町内で管理していただいております,
 このため、集積場所の美化向上などの費用補助として、1戸当り200円の環境整備奨励補助金を各町内に交付してありますので、このような施設の費用に当てていただきたいと思います。また、一部町内ではすでに実施しているところもあります。
 なお、定時収集は決められた場所、決められた時間に集めることですから、ゴミは収集日の朝8時半までに、小さなものは袋に入れ、大きなものはナワできちんと結んで出してください。収集日より前に出すと、風に飛んだり雨でぬれ、不衛生になります。お互いに注意しあって集積場所をきれいにするよう心掛けてください。(衛生部環境整備課)
- 写真あり -
( 写真説明 ) 集積場所の美化には補助金をだしています

消費者を保護する物価対策も

(問)
 物価高がさけばれているにもかかわらず、富士市においては、消費者に対する保護策など物価対策が何ひとつされていません。
 東京都下では、生鮮食料品は流通機構に問題があるところから、消費者団体と産地が直結して野菜などを安い値段で提供し消費者に好評をえているようです。
 富土市でも消費団体が中心となって生産農家や産地の農協と提携するなどして消費者の保護にあたってもらいたい。市もこれを指導し援助するような姿勢を示してもらえませんか。

(答)
 産地との直結については、東京都などで試験的に実施されていますが、品物が限定されることと、品質、規格、価格のトラブルが多いようです。また、取引きの永続性に乏しいなど問題もあり、根本的な流通改善になっていません。
 そこで、富土市では生鮮食料品の流通を基本的に改善するため、公設市場の開設を調査研究中です。この公設市場が実現すると価格の安定が期待されます。
 なお、標準価格表示小売店の設置についても現在検討しています。(経済部農政課)
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