【広報ふじ昭和46年】無謀運転はやめよう!!
今年になってすでに18人が死亡
“春の交通安全運動”が、4月5日から10日(前期)、4月26日から5月1日(後期)までの12日間全国一斉に行なわれています。
市内で4月6日までに発生した交通事故による死亡者は18人で全国一です。このため警察はもとより市でもありがたくない汚名を返上しようと、運動を進めています。
運動は前期が春先きに多い子どもの事故を防ぐため、歩行者、子どもと老人の事故防止を重点的に行ないましたので、後期は相変わらず多い飲酒運転、速度違反、追越し違反など直接事故につながる無謀運転の防止をはかりますので、みなさんひとりひとりのご協力をお願いします。
■飲酒運転の追放
“飲んだら乗らない、乗せない”“乗るなら飲まない、飲ませない”だれもが知っているはずです。しかし、今年になって3月までに飲酒運転による人身事故は26件で1人が死亡しています。このほか一斉取締りで何倍かの人が摘発されています。
そこで飲酒運転追放のために、酒類提供業者に対する指導の強化や町内会、婦人会などの会合を利用して追放の呼びかけを行ないます。
■無謀運転の追放
死亡事故などの起りやすい地域を重点に無免許、速度違反などの取締りを強化します。また、二輪車を運転する人はヘルメットを必ず着用するよう呼びかけを行ないます。
■仕業点検の励行
雇用主、安全運転管理者は、運転者に仕業点検、定期整備点検の励行の指導につとめてください。
このほか、踏切事故防止のために一時停止と安全確認の励行を指導するとともに、悪質違反者の取締りを強化します。
交通事故防止を呼びかける
…昭和通り子ども会…
春の交通安全運動にさきがけ、4月2日、昭和通り子ども会のよい子たちは、町内の歩行者の多い通りで、交通安全を呼びかけるチラシをくばりました。
昭和通りは、交通事故が多いので、子ども会で今年の目標に交通事故のない明るい町づくりをとりあげ活動を行なっています。そこで子どもたちは自分たちで3,000枚のチラシをつくり歩行者に渡しました。また、25日には運転者に安全運転をするよう呼びかけを行ないます。
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交通安全メッセージ
富士市長 渡辺彦太郎
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最近市内における交通戦争の犠牲者は激増しております。特に交通事故によって亡くなられた方は昨年に引きつづき今年も記録的数字を示すという悲惨な事態であります。
こうした事故のおもな原因は
◎スピードの出し過ぎ
◎無理な追越し
◎徐行違反
◎前方不注意
などで、運転をする人の責任によるものが多く、運転者自身の自覚を強く要望いたしたいと思います。新学期も始まりました、子どもの交通事故は、まことに悲惨であり、悲しみの極致であります。
新しいランドセルを背負った幼稚園児、小学生の生命を守るため、慎重な運転をしてください。
車を運転する人、歩く人が一体となって交通ルールを守り、お互いに譲り合いの気持をもってこそすべての交通事故がなくなり明るく住みよい富士市が建設されるものと信じます。
18万市民の皆様、今こそ総決起し、いまわしい交通事故を追放いたしましょう。
おしらせ
3月の交通事故
春の特別清掃運動
3月の火災件数
添付ファイル
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広報広聴課 (市庁舎8階北側)
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