就業人口は、第1次産業就業者が年ごとに少なくなっています。これにともない第2次産業、第3次産業の就業者が増加しているのが別表でよくわかると思います。
第1次産業の就業者人口は、昭和40年の10,717人に比べ17パーセント少ない8,891人になりました。なかでも農業就業者は大幅に減少し、男子の就業者から女子就業者に労働力が移っています。男子は兼業が多くなっています。
第2次産業は、40年の37,660人に此べ23.7パーセント増加し46,587人になりました。 なかでも製造業は大きく伸び、40,152人と全産業の44.9パーセントを占めています。
第3次産業は、第2次産業以上の増加率を示し、40年の26,958人に比べ25.8パーセントも増加し33,912人になりました。
なお、就業人口総数は89,390人ですが、産業分類別に多いものからみるともっとも多いのが先に述べた製造業です。次は卸小売業の12,582人(14.1パーセント)サービス業の10,880人(12.2パーセント)、農業の8,654人(9.7パーセント)の順となっています。
- 図表あり -
( 図表説明 ) 産業別の就業人口構成