世帯と人口は国勢調査のたびに着実な増加を示しています。世帯を昭和40年と比較すると36,040戸が45年には43,381戸と20.4パーセントの伸びを示しています。地区別では、吉原地区が3,593世帯ふえており、富士地区が2,395世帯、鷹岡地区が1,353世帯それぞれふえています。ところが、伸び率は吉原地区が17.9パーセント、富士市区が19,5パーセント、鷹岡地区が37.5パーセントとなっています。
鷹岡地区の急激な増加でもわかるように、さいきんは、丘陵地帯への住宅進出が目立っています。
1平方キロメートル当りの人口密度は、40年が741人でしたが、45年は838人で5年間に98人もふえており、富士市の人口の増加ぶりがわかります。
なお、表は昭和25年からの国勢調査の比較です。ちなみに初めて国勢調査の行なわれた大正9年の世帯数は11,018、人口は男31,359人、女31,007人、計62,366人となっており、50年のあいだに世帯および人口は3倍にふえています。
- 図表あり -
( 図表説明 ) 人口と世帯の推移(各年10月1日現在)