国勢調査が昨年10月1日現在で実施されました。その中間報告がでましたので、国勢調査からみた富士市の伸びをみてみたいと思います。
富士市の総人口は「180,639人」で、男が91,100人、女が89,539人でした。前回の40年に実施した国勢調査にくらべ、,21,053人も増加しており、県下一の伸び率を示しています。世帯数は43,772世帯で40年にくらべ7,732世帯ふえています。
右の図は5歳別人口です。もっとも多いのは男が0歳から4歳の9,149人(40年国調は15歳〜19歳の9,373人)、女は20歳〜24歳の8,778人(同15歳〜19歳の8,543人)です。
最近の傾向は、図でもわかるようにピラミッド形(三角形)がくずれてきていることです。これは老齢人口が増加しているのと出生率が低くなっているためと考えられます。
なお、全国の市町村3,276のうち71パーセントにあたる2,335の市町村で人口が減っており、過疎現象がよく現われています。富士市の場合は1割以上も増加しているのは、県外や市外からの流入人口が多いためで、出生率の低下をおぎなっています。このままの伸びを示すと、昭和50年には21万人を突破する。
- 図表あり -