原田地区三ツ沢に建設している「県営富士団地」は、昭和47年度完成を目指し工事をすすめていますが、このほど、80戸の宅地債券積立者を募集することになりました。募集の要綱は次のとおりです。
富士団地は、富士南ろくの標高115メートルから150メートルのなだらかな丘陵地で、吉原市街から約3キロメートル、東名インターチエンジから約4.5キロメートルの原田地区三ッ沢地先に建設されています。総面積76万7,000平方メートル（約23万3,000坪）で、浜松市の遠州浜団地をしのぐ県下一の団地です。
団地内には、小学校、幼稚園、公園をはじめ、商店街もつくられます。また、道路は全面舗装され、上下水道やガスも完備されます。完成の昭和47年度には一般住宅、公営住宅など約3,000戸が建設され、人口約12,000人のニュータウンが出現します。
今年度から整地、雨水排水工事に着手しましたが、このほど、80名の宅地債券積立者を募集することになったものです。
分譲する一区画の面積はおおよそ255平方メートル（約77坪）で、分譲予定価格はおおよそ382万5,000円です。分譲できるのは昭和48年8月以降の予定です。
申込みは2月10日まで
申込みのできるのは、静岡県（団地内）に居住できる日本国籍のある人で、分譲を受けた日から2年以内に住宅を建ててそこに住む人です。
申込み期間は昭和46年2月1日から2月10日までの10日間です。
申込み先は河銀行富士吉原支店（吉原2丁目10番20号）です。
なお、分譲の申込みは宅地債券積立を行なうわけです。これは、住宅金融公庫が発行する宅地債券を、分譲予定価格の半分約190万円を6回（昭和46年3月と7月、47年1月と7月、48年1月と7月）にわけて積立て、残額は宅地の分譲を受けるときに支払う制度です。したがって宅地債券積立満了者は、一般の申込者より優先して分譲を受けられます。
くわしくは県企業局用地課（0542-54-1111 内線536。2月1日からは21-2172）または、市都市計画課（51-0123）、駿河銀行富士吉原支店（52-5000）へお問い合わせください。
- 写真あり -
- 図表あり -
( 図表説明 ) 富士団地内建設予定図
( 図表説明 ) 富士団地案内図
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