市民の皆さま明けましておめでとうございます。
わが富士市は年ごとに隆盛の一途をたどり、いまや県東部の中核青年都市として伸展を続けています。
しかし、市民の福祉増進、生活の安定をはかるためには、なお多くの重要問題が山積みされております。とくに「公害」問題には皆さん等しく注目されていると思います。
当地区の公害問題は、高度経済成長のひづみとして、ますます複雑化の様相を呈し、社会的にも深刻な問題となっております。ヘドロ問題にしても、市議会としては市民皆さんの将来の幸福を念頭において万全を尽くしていますし、議員ひとりひとりが最大の努力をはらっていることは、申すまでもありません。
今年は公害対策の基本となる「住民の健康」と「生活環境の保全」を図ることを大前提とし、しかも地域経済の健全な発展との調和を基調とした「躍進する富士市」の年であると痛感します。申し上げるまでもなく、産業、経済、文化など各般にわたり年ごとに近代都市として整備されてきております。
かかる新しい時代の動向に対し、われわれ市議会はつねに地方自治の究極の目的である、市民福祉の向上に最大の努力を傾けてまいります。こうした市政内外の実情とその重大性を深く銘記し、明るい青年富士市の発展のため全力を結集いたします。
なにとぞ市民みなさまににおかれましても、今後とも市議会に対し、従来に変わらないご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
終わりに市民みなさまのひとりひとりのご健康とご多幸を心からお祈りいたします。
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