市内7か所で測定している昭和45年7月から9月までのイオウ酸化物の測定結果がこのほどまとまりました。=下表=
これを「環境基準」からみると、大淵中学校を除く測点がいづれも基準を越えています。また、昨年同期とくらべると濃度はほとんど変わらないと推察されます。しかし、高濃度(0.2PPm以上)の出現回数は勤労青少年会館を除き、大幅に減少しています。これは煙源の改善による効果とみられ、人体にもっとも影響する局地的な高温度汚染が回避されていると考えられます。煙源が改善されたのに、昨年と同様に汚染されているのは、重油の使用量が多くなっているためとみられます。
- 図表あり -
( 図表説明 ) イオウ酸化物の測定結果 昭和44年7月〜9月と昭和45年7月〜9月の対比
( 図表説明 ) 月別一時間値平均対比