○…9月は防災の月ですがー。今年もすでに台風が2つも本土に上陸し、各地に大きな被害が出ています。
○…富士市では、台風シーズンに備え「防災訓練」をこのほど、水防団、消防団、警察、交通指導員、市職員ら1,500人の市民が参加して、水防、避難、救急、消火などの大掛かりな訓練を行ないました。
○…水防訓練は、春山川の右岸(東小学校下流部)と潤井川(山橋下流)で、それぞれ、吉永、須津、潤井川、田子浦、富士川の地元水防団員が出動して、土俵作り、積土俵、蛇かごづみに作業服も汗でびっしょり。
○…また、市役所では強風下に市庁舎に火災が発生した一という想定で、避難、消火、救急訓練を実施。救助袋やハシゴ車を使って避難、救助する本番さながらの訓練を展開しました。
○…この日、救急活動に使われたハシゴ車は高層建築物に火災に備えるため、市がことし2,100万円で購入し、消防署に配置してあります。
消防車のハシゴの長さは、最大32メートルで、ボタンを押すと30秒以内に全部が伸び、40秒で360度旋回できるようになっています。乗車定員は8人。
○…市内には、4階以上の建物が、4階103、5階15、6階3、8階1、10階1の合計123軒があります。
○…ともあれ、日頃から防災に気をくばり、万全の備えをしておきたいものです。
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( 写真説明 ) 市庁舎の7階にとり残された職員をハシゴ車で救助する消防署員(今年の防災訓練から)