自動記録計によるイオウ酸化物の測定結果がこのほどまとまりました。今回のデータは昭和44年10月から昭和45年3月までの6か月分です。測定の結果を前年の同期と比べると、全体性汚染が減少しています。これは、高煙突化などの施設改善や使用重油の低イオウ化によるものと思われますが、年間を通して気象条件の悪い同期が比較的に今年はよかったものと思われます。なお、2月は7側点とも前年にくらべ汚染が高くなっていますが、これは逆転層の出現が多くみられたためと思われます。
- 図表あり -
( 図表説明 ) イオウ酸化物測定結果 昭和43年10月〜昭和44年3月と昭和44年10月〜昭和45年3月の対比