さきごろ、今井地区の幼児健康診査を市医師会の協力をえて実施しました。
診断の対象は、今井毘沙門町、今井本町、今井東町の6歳以下の幼児262人。このうち診断を受けたのは224人。診断を受けた幼児のうち33パーセントにあたる72人(うち20人は虚弱児)がカゼをひきやすいなどの異常をうったえました。
また、ノドを調べたところ、異常をうったえた幼児のうち29人、異常のなかった幼児のうち93人、あわせて102人に炎症などの異常がみとめられました。
異常のみとめられた幼児は、6月に千葉大学公衆衛生学教室が実施する“学童検診”のときに精密検査を行なうことになっています。
今年度の学童検診は、元吉原小学校と今泉小学校を汚染校に、大淵第一小学校と富士宮市貴船小学校を対象校にし、6月と10月に実施します。調査の対象は追跡調査を実施していますので、今年度は5年生の検診を行ないます。
なおこうした健康調査は昨年行なった藤間地区についで2回目です。藤間地区の乳幼児検診は、73人のうち約51パーセントの37人が精密検査を受けました。こうしたことから、広い地域が汚染されていると思われますので、これからも学童検診とともに幼児健康珍査をさらに行ない、長期的な治療計画や予防対策をたてていきます。
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( 写真説明 ) 医師会の診察を受ける今井地区の幼児