【広報ふじ昭和45年】市民交通傷害保険に加入しましょう
市民交通障害保険の契約期間は3月31日で切れます。現在加入している人は更新の手続きを、まだ加入していない人は新規加入の手続きして、ますま多くなる交通事故に備えましょう。
交通事故はますます多くなるばかり。交通事故で昨年1年間に市内で死亡した人が51人、負傷した人が2,239人もありました。
市は、不幸にして交通事故で傷害を受けた人を救済するため、昭和42年から「市民交通障害保険制度」を実施しました。この制度に対する市民みなさんの認識も年ごとに高まり、加入者もだんだん増え、44年度は人口の約16パーセントにあたる約3万人が加入しました。
交通障害保険は1年契約になっていますので、3月31日で契約が切れます。昭和45年度の受け付けを3月20日から行なっていますので、すでに加入している人は更新の手続きを、まだ加入していない人は万一に備えひとりでも多く加入してください。
制度のあらまし
■対象になる交通事故は
自動車、原付自転車、軽車両などの車両による人身事故で、飛行機や船舶による事故は対象になりません。
■加入できる人は
市内に住んでいる人、または市内に勤務している人。
■保険の契約期間は
4月1日から翌年の3月31日まで。1年ごとに契約を更新する。
■保険料(掛け金)は
1人1年間に480円。
■保険金は
・死亡(事故日から180日以内)は50万円
・後遺傷害 30万円
・治療期間6か月以上 6万円
・5か月以上8か月未満 5万円
・4か月以上5か月未満 4万円
・3か月以上4か月未満 3万円
・2か月以上3か月未満 2万円
・1か月以上2か月未満 1万円
・1週間以上1か月未満 5干円
・1週間未満 2千円
■加入の受け付けは
毎日(土曜日は午後、日曜祭日を除く)
午前8時30分から午後4時45分まで、市庁舎市民課窓口で受け付けています。
保険料が480円に
昭和45年度から市民交通障害保険の保険料が480円になりました。
市民交通傷害保険制度は昭和42年に発足しました。加入者は42年が21,431人、43年が25,018人、44年1月までが29,517人と年ごとに増加しています。
しかし、交通事故も増加の一途をたどり、給付額がうなぎのぼり、別表のように42年が精算額638万円に対し給付額は796万円、43年が精算額769万円に対し給付額は843方円(請求期限が2年間ありますので、まだ相当ふえる見込)もありました。
なお、44年度は1月末日現在で精算額915万円に対し、給付額は518万円となっていますが、交通事故件数などからみて、最終的には1,000万円を突破するものと思われます。
このように、毎年赤字決算のためやむをえずいままでの360円を、45年度から480円に値上げしたものです。
- 図表あり -
( 図表説明 ) 保険料と給付額対比
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