写真左は、大正時代初めの鷹岡村役場です。木造平家の建物と袴を着用した当時の吏員をみていると、村政にたづさわった人たちの姿勢がうかがえます。
鷹岡村は、明治31年(1888)に厚原、久沢、入山瀬、天間の4か村が合併して誕生しました。初代の村長は小森乾燥氏でした。それから45年後の昭和8年1月1日に待望の町制をしき、初代町長には戸田重朗氏が就任しました。
写真右は昭和30年7月31日(1955)に完成した鷹岡町役場です。鉄筋3階建ての近代的な建物は、当時、近くの市町村にはありませんでした。
この建物は、現在、鷹岡事務所として使用していますが、4月1日に新庁舎へ事務が移行するので、他の目的に使用されるようです。(完) (鈴木富男稿)
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