精神薄弱者の通園授産施設「くすのき学園」は,昨年12月から大淵箒沢(ふじやま学園北側)に建設をすすめていますが、工事は順調にすすみ4月1日に開園します。現在、市内には111人の精薄者がいます。ところが、施設に入所できない101名の在宅者の社会復帰が問題になっています。このため、精薄児の施設市立ふじやま学園と併用した、社会復帰への授産施設の建設が望まれていましたが、ハートビル会や若尾高綱さん(加島町)らの協力によってこのほど建設されたものです。くすのき学園は、総工費2,145万円で敷地面積は6,666平方メートル、ここに鉄骨簡易耐火平家建て546平方メートルの施設がつくられています。作業は袋張り(ゴミ袋など)と袋詰め(ステアリング)で、定員は30人です。なお、市福祉事務所は入所希望者の募集(4ぺ−ジ掲載)していますので、希望する人はお申込みください。
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( 写真説明 ) 写真は市立ふじやま学園北側に建設されている精薄者の授産施設“くすのき学園”