富士家庭紙協同組合(臼井誠一理事長〉が、12月17日、熱管理に努力してきたことが認められ、東京通商産業局長表彰を受けました。こんど表彰されたのは全国でわずか9社で、県下では同組合だけです。
富士家庭紙協同組合は、三幸製紙、井出紙業、映光製紙、一幸商事の4社が公害防止と経営の合理化をはかるため、43年9月に設立されました。この組合は水かん式パッケージボイラーを共同で設置した。それまで4杜で日量約20トンの重油を使用したのが、日量8トンで済むようになりました。これによって経費の節約はもとより、亜硫酸ガスなどの排出量が少なくなるなど、公害防止に大きな役割をはたしています。
臼井誠一理事長は「まさか表彰されるとは思いませんでした。市が公害防止に前向きに対処しているので、公害追放にわたしたち企業もできるかぎり協力していかなければならないと思います。今度の表彰を機会に、公害防止になお一層の努力をしていきます。」と受彰の喜びを語っていました。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 公害防止、熱管理で表彰された富士家庭紙協同組合