さいきんわたしたちの富士市は“暴力の町”というありがたくない名で新聞紙上をにぎわしました。こうした悪名を追放し、明るい町づくりを行なうため、暴力追放・不良化防止市民総ぐるみ運動が10月1日からはじまりました。
この運動は、あらゆる暴力の追放と青少年の不良化を防止し、犯罪のない明るい住みよい町づくりを市民総ぐるみで実施していくもので、2年間を1期として行なわれます。
運動の目標は……。
・暴力追放・不良化防止運動の趣旨を広め、市民の自覚を呼びかける。
・警察および事務局に対し積極的な情報の提供と警察の処置の適切化をはかる
・青少年補導センターの活動と地区社会、教育推進会の事業を積極的にはかる。
・環境の浄化と育成、整備をすすめる。
具体的には1.ポスターやチラシを事業所や各家庭へ配布して自主的な協力を求める。2.社会教育推進会はじめ各団体や事業所に協力員(モニター)を委嘱する。3.あらゆる会合で運動の趣旨を説明していく。4.俗悪ポスターを追放する。5.補導センターは警察、社会教育推進会、市民と連絡を密接にして補導活動を強化する。6.親と子で築く明るい家庭運動、茶の間読書運動をより積極的にすすめる。
などを行なっていきます。
このうち協力員は、補導委員、社会教育委員、企業関係、PTA関係、保護司など1.447人を委嘱し、運動の普及につとめるとともに、情報の収集をはかり警察、補導センターと連絡をとり、暴力追放、不良化防止をはかっていきます。委嘱は10月下旬ころ行ないます。
なお協力員は各町内に4人ないし5人委嘱します。みなさんも暴力行為をみたとき、不良化グループなどを見たときは協力員に通報するなど、明るい町づくりにご協力ください。