さいきん、各都市で問題になっているものにゴミ処理があります。しかもゴミ処理はわたしたちの日常生活に直結しているだけに、1日もないがしろにできない大きな問題です。
もちろん、市は市民みなさんにご迷惑のかからないようにいろいろな対策をたてています。しかし、みなさんもゴミ処理の現状をみて、もう一度この問題を考えていただきたいと思います。
現在、市内から1日にでるゴミの排出量は約150トン。これを21台の収集車と81人の作業員が集め、第1清掃作業所(久保町)と第2清掃作業所(五貫島)で処理しています。
ところが、1日にでる150トンのゴミは収集車100台分にあたります。1台の収集車が1日に4回収集にまわっていますが完全には集めきれません。残りは各家庭で処理していただいたり、富士川のゴミ捨場で処理しているのが実状です。
市としてはこの対策として、焼却炉の増設、収集車の増車作業員の募集、定時収集の実施などを行なっています。しかし、ゴミ処理は市民みなさんのご協力がなければうまくいきません。能率のあがる紙袋の定時収集方法、大きなゴミの処理方法など、みんなでもう一度ゴミ収集について考えていただきたいと思います。
- 写真あり -