市農業振興協議会の4H部会(渡辺純一部会長)の研修会がさきごろ、吉原市民会館で開かれました。4Hクラブは、若い農業後継者のあつまりで、4H部会は鷹岡、大淵酪農、富士、浮島、須津、岩松、吉原の4Hクラブの会員94人で組織されています。活動としては、先進地の視察や体験発表会などを行ない、農業技術の向上をはかっています。
この日は、意見発表会を行ない、そのあと「新都市計画法と税制改正」の研修をうけ、午後は斉藤市長をむかえ「市の農業行政」について懇談を行ないました。
懇談会では、4H部会員から「富士市の将来の農業をどう思うか」「農業と公害について」など活発な質問がだされました。
これに対して斉藤市長は「これからの農業は企業化されていくので、多角的な近代経営を行なっていくことが必要だ。農業問題は富士市の長期ビジョンに取り入れ研究をすすめているが、みんなも自分たちの考えを市に示してほしい。公害については、防止協定も進めているので2年ないし3年のうちには、きれいな町になっていくと、わたしは確信している」と語り2時間にわたって意見をぶつけあいました。
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( 写真説明 ) 農業行政について4H部会員と意見をかわす斉藤市長