富士市 FUJI CITY Official Site

富士市
広報ふじ > 昭和44年 > 昭和44年8月5日 48号 > 【広報ふじ昭和44年】公害防止協定さらに2工場と

【広報ふじ昭和44年】公害防止協定さらに2工場と

大興製紙と大昭和富士工場

 市は、既存の公害を防止するため大手14社15工場と「公害防止協定」を結ぶ作業をすすめ、すでに三興製紙、大昭和製紙(鈴川、吉永工場),ポリプラスチック、本州製紙と協定を結びましたが、さらに7月25日、大興製紙、大昭和富士工場とも協定を結びました。
 協定の内容は次のとおりです。

大興製紙

 イオウ酸化物の減少をはかるため、現在使用しているイオウ分2.8パーセントから3.0パーセントの重油を45年1月から2.5パーセント以下のものにします。46年以降も低イオウ化に努力させます。
 施設の改善では、公害防止対策を考慮したボイラーを新設します。現在あるボイラーは廃止します。
 汚染物質の拡散希釈は、45メートルの煙突は廃止し、60メートルの煙突は回収専用に使用するとともに、新設ボイラーの排ガスは新しくつくる85メートル煙突で大気拡散をはかります。新しい煙突による拡散効果は0.015PPmになります。
 ぼうしょう、粉じんの飛散防止をはかるため第2集じん装置を設置させます。
 臭気対策としては、連続蒸解がまを設置します。騒音対策はサイレンサーを新らしく設けて防止をはからせます。緊急時対策としては低イオウ備蓄タンクを設置します。
 工事は7月から着手し、ボイラー、煙突、サイレンサーは45年7月に、燃料備蓄タンクは44年10月に、集じん装置は45年12月にそれぞれ完成することになっています。この工費は約15億円です。なお水質汚染防止は第2次計画を策定して協定を結びます。

大昭和製紙富士工場

 亜硫酸ガス対策については、7月からすでに2.5パーセント以下の燃焼用重油を確保していますが、46年度以降も市の実施する イオウ分の低減化に協力させます。
 拡散希釈は、現在の30メートル煙突を全面的に廃止し、85メートルの主煙突に集合し、排煙させていきます。このため、回収ボイラーの誘引フアンを増設します。これにより地上濃度は0.0168PPmになります。ぼうしょう、粉じんの飛散防止は、第2次集じん装置を取り付けるとともに、デイゾルバーミストの捕集器を取り付けさせます。
 臭気対策は、ブロー排ガスの洗浄塔を新しく設置させます。騒音対策としてはボイラーに押込通風機をつけるとともにデイゾルバー爆発音防止をはかっていきます。
 工事は、騒音対策は44年9月に、臭気対策は44年10月に、デイゾルバーミスト捕集器は45年5月に、誘引フアンは45年8月に、集じん装置は45年12月にそれぞれ完成することになっています。この工費は約1億円です。なお、水質汚漏防止は第2次計画をつくり協定します。
添付ファイル
※PDFを初めてご覧になる方は、ソフト(Adobe Reader)のダウンロードが必要です。
「Get Adobe Reader」のボタンをクリックし、説明に従いAdobe Readerをダウンロードして下さい。
Get Adobe Reader
広報広聴課 (市庁舎8階北側)
電話:0545-55-2700 ファクス:0545-51-1456
メールアドレス:kouhou@div.city.fuji.shizuoka.jp
〒417-8601 静岡県富士市永田町1丁目100番地 電話 0545-51-0123 ファクス 0545-51-1456
E-mail kouhou@div.city.fuji.shizuoka.jp