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【広報ふじ昭和44年】明るい町づくりで親子討論会

大淵富士本中、西町

 明るい町をつくるにはどうしたらよいかと、さきごろ大淵富士本町で親子討論会が開かれました。この討論会は、大淵青春友の会富士本支部が、富士本中、西町の親たちに呼びかけて開いたもので、斉藤市長、渡辺教育長が助言者として、時田徳子県青少年活動指導員が講師で出席しました。


 「戸別訪門して呼びかけたかいがありました」「青年の熱意におされて……」討論会場にあてられた大淵第二小講堂は青春友の会員50人と同町の父母150人でぎっしり。
 討論会のテーマは、親たちが1.青年をどう理解しているか 2.青年に望むこと 3.青年の男女交際に望むこと一青年が1.親に対する考え方 2.親に望むこと。
 まず、親側から「青年団と青春友の会とはどこが違うのか」と開口一番質問すれば、「昔ながらの青年団という名称に抵抗を感じていたので、昨年4月“青春友の会”に変えた仲間づくり、若いときでなけれはできない思い出をつくることと、奉仕活動を主な事業としている」と青年側。大淵青春友の会(加藤雅己会長)は、発足いらい1年、現在200人の会員たちが新しい青年の姿をPRしながら前向きに活動しています。富士本支部もその一つ。
 こんど青年側から「大淵第二小の子どもが年々減ってきている現象を親たちはどう感じているか」「いまの親たちは俺れについてこいという意気がない」「富士本を良くし、発展させるような手立てを考えているのか」などの、若者特有のエネルギッシュな意見が次から次に飛び出ますと一親たちも「ノンポリ呼ばわりされているが、われわれも町の将来のことを真剣に考えている」とか「昔の青年は団結心が強かったが、いまの若い者にはそれがない。青年たちこそしっかりしてもらいたい」と応酬する1コマも見られました。こんどは身近な問題で親子討論会を開きたいと、主催者の青春友の会員は話していました。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 活発に意見を交換する親と子
( 写真説明 ) 助言する斉藤市長
添付ファイル
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