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【広報ふじ昭和44年】10月1日には開通

身延線西回り複線化工事すすむ

 身延線西回り複線化工事は10月1日開通をめざし、予定どおり進められていきす。この西回り複線化は、身延線輸送力増強計画の一環として行なわれたものです。すでに富士駅の改築、電車区の改良などはすんでおり、複線化工事がのこされているだけです。
 身延線西回り複線化工事は、42年11月に、工費約17億円で着工されました。完成は当初45年秋の予定でしたが、工期が1年短縮され、10月には開通する見込みになりました。
 工事は、すでに全体の約90パーセントを終り、現在軌道敷きを行なっています。
 新路線の延長は3.66キロメートルで、現線より400メートルほど長く、富士駅から西へ東海道本線と併行して走り、橋下地区で北に大きくカーブし、松本地先で現線と結ばれます。工事区間はほとんど高架になり、主要道路はすべて立体交差になります。
 駅舎は国道一号線の南側に柚木駅が、堅堀駅が現在より北に新しくつくられます。
 西回り線が完成すると、国道一号線をはじめ主要道路の交通混雑が緩和されます。現在、最高220パーセントというラッシュの混雑も電車の増発などによって緩和されます。また、現線の廃止によつて構内が有効に使用でき、貨物発着駅も増強されるなどの効果が期待されます。
 なお、富士宮市までの複線化は昭和45年10月開通をめやすに、用地交渉がすすめられています。岳南地区の発展のため身延線複線化が1日も早く完成することが望まれます。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 国道1号線の渋滞、もうこうしたこともなくなります。=国道1号線花田踏み切りで=
( 写真説明 ) 10月1日の開通をめざし、急ピッチで進められるレール敷き工事=柚木駅付近で=
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