国道1号線の交通難を緩和するため、その建設が強く望まれていた“富士由比バイパス”の起工式が、1月10日、庵原郡蒲原町で行なわれました。
富士由比バイパスは、富士市依田橋を起点に、清水市興津中町を終点とする、延長21キロメートルのハイウェイです。総工費は194億円で、完成は昭和46年の予定です。幅員は最大32メートルで6車線、狭いところでも17メートルで4車線になります。工事は、富士市前田から由比町寺尾までの約10キロメートルはとりあえず2車線分を完成させ、すでに使用している薩埵地区に連絡されます。富士市内の依田橋から柳島と川成島、靖国地区は高架になります。
本年の4月から全線にわたって着工されますが、この早期完成によって、交通難の緩和はもとより、富士市の開発にも大きく貢献するものと期待されます。
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( 図表説明 ) 富士由比バイパス路線図
- 写真あり -
( 写真説明 ) 写真は東海道新幹線と平行してつくられる富士・由比バイパスー田子の浦港付近