さいきん、行政の近代化ということがよく言われます。富士市では、こうした時代の要請にこたえ、電子計算機(コンピューター)の導入を計画し、準備を進めてきましたが、いよいよ業務を開始することになりました。
まず、11月1日から水道料金の計算事務を、1月からは職員の給与計算と市民税の課税事務を電子計算機で処理します。
社会や生活のしくみが複雑になると市役所の仕事のしかたもそのペースに合わせなくてはなりません。いつまでも手作業で事務の処理をしていたのでは、能率は一向に上がらず、市民のみなさんに迷惑をかけるばかりです。
そこで電子計算機などによる事務処理のスピード化が必要になるわけです。電子計算機は、こうした目的にもっとも有効な方法のひとつで、普通1秒の100万分の1(マイクロセコンド)という早さで仕事を処理します。
しかし、電子計算機は計算だけの仕事をするわけではありません。人間頭脳のアシスタントとして、なお一層の活躍が期待されています。
なお、電子計算機を使用することによって、次のような点が変わりますので注意してください。
■水道料金の納入通知書の町名や氏名がカタカナ書きになります
■水道料金は検針を月に納めていただくことになります
■「使用水量のお知らせ」には、住所や名前も打たれるようになります
(写真は電子計算機の試運転をする係員)
- 写真あり -