野山が紅葉しはじめると、秋の名物“山いも”掘りに出かける人も多いと思います。
私たち山林所有者が、いつも山に行って気がつくことは、立木の根本などに、大きな深い穴が堀ってあることです。これは、山いもを堀った人が、穴を埋めずに帰ってしまうからだと思います。
穴を堀りっぱなしにしておくことは、木の成長に害があるばかりではなく、落し穴にもなり大変危険です。他人の山で山いも掘ったら、穴を埋めていくということは常識ではないでしょうか。
山いもを堀りに行ったら、他人の迷惑にならないように、自分で掘った穴は責任をもって埋めていってください。
なお、みなさんが山に行ったときは火の始末に、くれぐれも注意してくださるようにお願いします。