総務費 10億2,663万円
文化センター裏に横断歩道橋を
本年度の重要事業である、庁舎の建設に4億2,100万円を計上しました。庁舎は7月までに設計を完了し、8月に工事着手、明年秋には完成する予定です。
交通安全対策事業には4,088万円を計上しました。おもな事業は、文化センター裏と吉原小学校東に横断歩道橋の新設。荒田島・日吉線、吉原・沼津線、富士駅・宮下線の歩道新設。道路照明灯40基の新設。道路反射鏡20基の新設、道路標識62本の設置などです。なお、婦人交通指導員は現在12名ですが、ことしは2名増員され14名になります。
事務能率の向上をはかるため、電子計算機導入準備費に612万円を計上し、本年度から機械化に着手することになりました。
超短波広報無線は未設置か所の多い富士、鷹岡地区を中心に8受信局を470万円で新設します。
富士地区で新しい住居表示を行なっていますが、ことしは吉原地区も実施することになり、この必要経費123万円を計上しました。
民生費 3億9,490万円
元吉原に第五保育園を新設
現在、市内には市立14、私立5の保育園がありますが、幼児教育をより充実させるため、ことしは元吉原地区に第5保育園を1,105万円で新設します。定員は60人です。また、乳児保育の希望が多いので、南保育園の増築を120万円で行ないます。定員は現在の60人が80人になります。
こどもたちが安心して遊べる場所児童遊園地を住宅密集地、交通量の多い地域を対象に5か所つくります。工費は1か所100万円で合計500万円です。
お年寄りの老後のしあわせをはかるため、老人福祉費に1,824万円、老人ホームの運営に2,465万円を計上しました。
ふじやま学園の運営に2,087万円を計上しました。このうち200万円をもって進入路の築造を行ないます。
生活保護費には8,237万円を計上しました。
衛生費 2億9,873万円
清掃車を3台購入
都市美化のもとである清掃費に1億3,744万円を計上しました。おもなものは、ごみ処理能力が限界にきているので、第2清掃作業所に2,600万円で20トン炉を増設します。収集作業を能率的にするため清掃車3台を501万円で購入します。また、紙袋などによる定時収集を推進するため150万円を計上しました。環境の整備をはかるため295万円を計上し、側溝のしゅんせつ、共同便所の設置などを行ないます。
保健衛生費には9,268万円を計上しました。伝染病の未然予防をはかるため243万円。結核予防は63,000人を対象に436万円。衛生害虫の駆除など環境衛生事業に1,096万円。母子健康センターの運営、成人病対策などの保健活動などが主な事業です。また、大淵に建設する霊園の整備に421万円を計上し、取り合い道路の整備を進めます。
農林水産業費 2億4,372万円
岩本農免道路などの整備
農業関係には2億1,931万円を計上しました。
野菜指定生産出荷近代化事業として、田子浦農協、東農協へ集出荷所をつくるために423万円。岳南畑地かんがい事業の調査費に225万円。土壌病害虫の防除に138万円をあてます。
土地改良は、天間韮久保農道に1,277万円、岩本農免道路に2,000万円、元吉原地区農道に2,000万円。大淵中野三ツ倉農道に1,000万円。農業基盤整備事業には3,872万円。吉原農地保全には499万円。鷹岡農地保全に287万円。鷹岡吉原農免道路に444万円。富士川用水建設に338万円などをそれぞれ計上しました。
林業関係には2,419万円を計上しました。おもなものは林道七色石線の開設事業に300万円、曽比奈線と西富土本線の改良に160万円などです。新植と補植は69万円で高塚など36ヘクタールに行ないます。
土木費 9億3951万円
市営住宅78戸を建設
道路新設改良は1億5,139万円です。おもなものは市道の維持改良に1,690万円。簡易舗装に6,740万円。市道の新設改良に3,909万円などです。
都市計画街路事業では、弥生線や臨港富士線など8路線の改良舗装費に1億3,350万円、荒田島中里線や富士鷹岡線など13路線に5,645万円、日吉新橋線と加島線の県街路の地元負担金に1,300万円などがおもなものです。
防災街区の造成には1,253万円。土地区画整理事業には9,214万円。岩本山や米の宮などの公園整備に2,891万円。河川の改良事業には2,410万円。橋の新設改良事業に1,635万円をそれぞれ計上しました。
公営住宅の建設は1億2,030万円で吉原団地に1種4階建16戸、2種4階建16戸をたてるほか、岩本山団地には1種2階建て20戸、2種2階建て26戸を造成します。
教育費 7億6,124万円
勢子辻分校などにプール
伝法小に3,107万円、原田小に5,219万円をそれぞれ債務負担行為として計上しました。鷹岡小を3,083万円で鉄筋4階建てに改築します。富士一小を6,772万円で鉄筋3階建てに継続事業として増改築します。大淵二小に250万円で15メートルプールをつくります。勢子辻分校にも210万円で15メートルプールをつくります。
大淵中を2,000万円で鉄筋3階建てに改築します。須津中に体育館を2,733万円でつくります。吉原三中に体育館を2,843万円でつくります。富士南中には830万円で25メートルプールをつくります。
社会教育費には3,473万円を計上し、ことしも成人学校、青年学級、公民館などの運営をはかっていきます。
図書館費には1,467万円を計上しこの運営を行なうとともに250万円で図書を購入します。
体育保健費には8,691万円を計上しました。
消防費 1億2,197万円
防火水そう10か所へ設置
消防署のタンク車が老朽してきたので、費用300万円で140馬力、2,000リットルの水そう付きの新鋭消防車を購入して、消防力の強化につとめます。
また、第5分団(鍛治町)の消防車も古くなってきたので、190万円で120馬力の消防車を購入し配置します。
消防水利が年々悪くなってくるので、ことしも防火水そうの新設につとめます。新設は10基で、構造は鉄筋コンクリート造り、40トン入りで水利の悪い場所をよく検討して設置していきます。
このほか、第9分団(須津地区)の車庫を新築するため、250万円を計上しました。