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○“学校を緑でいっぱいにしてください”と、さる2月23日、市内今宮の佐野唯和さん（46歳）は市役所をおとずれ、クロマツの苗木3,000本を寄贈されまた。
○このクロマツは、佐野さんが2年前から明治100年記念にと育ててきたものです。そこで市林政課は同日この2年生のクロマツを各学校に100本づつ配布各学校ではさっそく“真心の贈物”を、先生がたの指導で生徒たちが校庭に植えました。
○佐野さんは「さいきんは都市化が進み、まちに緑が少くなってきました。わたしたち林業にたずさわるものにとって“緑”が少なくなるということは悲しいことです。わたしの家族全員が愛情をこめて育てた苗木が、緑のまちづくりに少しでも役に立てば幸いです。」と語っています。
○マツの植樹は2年目できまるといわれます。富士市を緑のまちにするため、佐野さんの愛情のバトンを受けた各学校では、愛情のバトンを落とすことなく立派に育ててほしいものです。
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