現在、市役所の執務は市民サービスをモットーに、分散事務を行なっています。しかし、分散事務は各部課が3か所にわかれているため、「○○課へ行ったとき係がちがうのでわからないといわれた」というような苦情を聞きます。
そこで2月1日から部課をできるだけ1か所に集め、時間や経費のむだをなくし、事務処理を能率的にできる体制に改正することになりました。
まず、現在の各分館の名称が変わります。吉原分館を吉原事務所に、富士分館を富士事務所に、鷹岡分館を鷹岡事務所にそれぞれ変え、各事務所に事務所長をおきます。
部課の統合では、課は資産税課、市民課を除きすべて1か所に集められます。部もできるだけ1か所に集め、一貫した事務処理ができるようにします。吉原分館にあった監査事務局、開発公社事務局は福祉事務所あと(吉原本町3)へ配置されます。
教育委員会事務局(和田町2)、農業委員会事務局、消防本部(吉原本町3)は従来どおりです。なお、市民課で取り扱う住民登録、印鑑証明、埋火葬、選挙人名簿の登録などはいままでどおり各事務所市民課、各支所で取り扱います。また、資産税課の取り扱う固定資産税や都市計画税の賦課や納税証明、課税台帳の処理などもいままでどおり各事務所で扱います。
総合窓口を新設
新しい執務体制でもっとも注目されるのは「総合窓口」の新設です。この総合窓口は、市民サービスの一層の向上をはかるため、みなさんの要望苦情、陳情などを1か所で受け付け、事務処理をスピード化します。
このように、昭和44年9月に新庁舎が完成するまで、事務の合理化をはかり、市民サービスを向上させるために新しい執務体制で行なうとともに、今後も事務合理化委員会でよりよい執務体制を検討していきます。
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