「課」を1か所にまとめる(2月1日から実施)
分館を事務所に改名
市役所の執務体制が2月1日から変わりますが、これは現在の分散事務体制から部、課をできるだけ一本化した体制にするものです。合併後の市の行政は市民サービスをモットーに分散事務を行なってきましたが、この執務体制は時間的、経済的なむだが多く、事務処理が非能率的でした。このため、部、課の統合を行なうことになったもので、新しい執務体制への移動は1月27、28日に行なう予定です。
住民登録など窓口事務はそのまま
現在、市役所の執務は市民サービスをモットーに、分散事務を行なっています。しかし、分散事務は各部課が3か所にわかれているため、「○○課へ行ったとき係がちがうのでわからないといわれた」というような苦情を聞きます。
そこで2月1日から部課をできるだけ1か所に集め、時間や経費のむだをなくし、事務処理を能率的にできる体制に改正することになりました。
まず、現在の各分館の名称が変わります。吉原分館を吉原事務所に、富士分館を富士事務所に、鷹岡分館を鷹岡事務所にそれぞれ変え、各事務所に事務所長をおきます。
部課の統合では、課は資産税課、市民課を除きすべて1か所に集められます。部もできるだけ1か所に集め、一貫した事務処理ができるようにします。(下図参照)吉原分館にあった監査事務局開発公社事務局は福祉事務所あと(吉原本町3)へ配置されます。
教育委員会事務局(和田町2)、農業委員会事務局、消防本部(吉原本町3)は従来どうりです。
なお、市民課で取り扱う住民登録、印鑑証明、埋火葬、選挙人名簿の登録などはいままでどうり各事務所市民課、各支所で取り扱います。また、資産税課の取り扱う固定資産税や都市計画税の賦課や納税証明、課税台帳の処理などもいままでどうり各事務所で扱います。
総合窓口を新設
新しい執務体制でもっとも注目されるのは「総合窓口」の新設です。この総合窓口は、市民サービスの一層の向上をはかるため、みなさんの要望苦情、陳情などを1か所で受け付け、事務処理をスピード化します。
各事務所間の連絡を密接にするため、連絡車=別表=を運行しますので各事務所へご用の方はご利用ください。
このように、昭和44年9月に新庁舎が完成するまで、事務の合理化をはかり、市民サービスを向上させるために新しい執務体制で行なうとともに、今後も事務合理化委員会でよりよい執務体制を検討していきます。