【広報ふじ昭和42年】表紙 勤労青少年会館もうすぐ開館
ホーム利用者と寮生募集
県下で初めての施設 吉原団地
勤労青少年会館が近く完成します。会館は働く青少年のオアシスとして広見町に総工費8,000万円で今年1月から建設されていたもので、ホームと寮が併設されている県下初の施設です。
勤労青少年会館は、中小企業に働く若者がサークル活動を中心にした余暇の有意義な利用を指導するとともに、市外から就職してきた若年労働力の定着をはかるために建てられたものです。
施設の内容や利用する手続きは次のとおりです
勤労青少年ホーム
働く青少年が、仕事のあとや休日を楽しく有意義にすごすためにつくられた施設で、各種のサークル活動に利用できます
施設の内容は、テレビ囲碁、将棋を備えた娯楽談話室。静かな雰囲気で読書のできる図書室。卓球やフォークダンス、映画、講演などができる体育室兼講堂。すばらしいステレオのある音楽室。毎日かかすことのできない料理の実習ができる料理室。グループの集りに利用できる集会室。お茶お花のけいこに適した和室などで、利用料は無料です。
施設を利用できるのは25才以下の男女勤労者で、利用証の交付を受けた人です。
受け付けは9月25日から吉原分館商工課で行ないますが、事業主がまとめて申し込むようにしてください。
利用できる時間は、平日が午後1時から午後9時まで。日曜、祭日が午前9時から午後5時まで休館日は毎週木曜日です
勤労青少年寮
県外や県内の遠隔地から市内の中小企業に就職した、男子従業員の通勤寮としてつくられたもので、労働力の定着をねらいとするものです。
施設の内容は、朝、昼 夜の食事に利用できる80人収容の食堂。定員4人でベッドのある個室が25室。浴室。友だちと食後の話しに適した談話室などがあります。
対象は、中小企業に勤務する常用従業員で、中学、高校卒業の20歳以下の男子です。入寮期間は昭和44年3月までです。
寮費は2,500円(雇用者1,500円、入寮者1,000円)くらいで、申し込みは事業主が行ないます。手続きには寮使用許可申請書と入寮予定者調書各2通が必要です。(用紙は吉原分館商工課にあります)受付期間は、9月25日から10月10日まで。時間は午前9時から午後4時まで(土曜日は正午まで)申し込み先は吉原分館商工課(電2-3111)
入寮者はホームで行なわれる各種のサークル活動に参加できますが、寮でも各種の文化教養活動を行なう予定です。
- 写真あり -
添付ファイル
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広報広聴課 (市庁舎8階北側)
電話:0545-55-2700 ファクス:0545-51-1456
メールアドレス:kouhou@div.city.fuji.shizuoka.jp