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【広報ふじ昭和42年】アメリカシロヒトリ 緑の大敵…

■みつけたら焼殺す

■みつけたら焼殺す
■予防薬はスミチオンなど
 街路樹や庭木、農作物を食いあらす、アメリカシロヒトリが、十兵衛南町、日東公会堂、田子浦小学校に発生しています。
 アメリカンロヒトリは6月から7月にかけて、植物の葉を食べながらだんだん大きくなり、最後には3センチほどの毛虫になります。
 幼虫が出はじめた6月上旬には被害は目立ちませんが、6月おわりごろから、7月上、中旬になると、木の枝に白く綿をかけたような枝がみられたりしますが、毛虫が木から降りて、散らばってしまうと、まわりの農作物に思わぬ被害を与えます。
 この虫は、幼虫が小さい間は、周囲に糸をはいて葉を何枚かまき込んで作った巣の中で、かたまって生活する習性があります。小さい幼虫は葉の葉肉の部分だけを食べるので、食べた葉は白くすけてみえます。
 この虫の出やすい植物は、クワ、カキ、サクラ プラタナス、ヤナギなどです。
 被害がひどくならない6月上、中旬に、これらの植物をよく見まわり白い糸でつくられたアメリカシロヒトリの巣を見つけたら、切りとって焼きすてることが大切です。
 幼虫の巣は、なれればだれにでも見つけられます。ふだん気のつかない屋敷のまわりの木、畑の周囲の木にも気をくばり早目に発見して処分してください。
 毛虫が大きくなると、巣はだんだん大きくなりついには木全体に虫がひろがって、今度は葉を丸坊主にするまで食べてしまいます。
 このように、虫がひろがった場合は、薬剤散布で防除します。防除薬剤は、デイプテレックス、スミチオン、DDVP、ダイアジノンなどがあります。
- 写真あり -
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