【広報ふじ昭和42年】表紙 みんなで考えよう
能率あがるゴミ集め!
収集回数ふやすポリバケツ
わたしたちの回りにはゴミがイッパイ。“消費者は王様”といわれ、“ゴミは文化のバロメーター”といわれています。しかし、日常生活でゴミほどやっかいなものはありません。
市では、明るい住みよい富士市にするため、清掃に力を入れていますがゴミ処理はみなさんの協力がなければうまくいきません。
「ゴミを集めにこないので川に拾てた…」というまえに、もう一度能率的なゴミ収集の方法をお互いに考ようではありませんか…。
ゴミをすてるときは
みなさんが一日に出すゴミの量は130トン。130トンといってもピンとこないかも知れませんが、50メートルプールが一日に3つ埋ってしまうといえば、いかにその量が多いかおわかりになると思います。 このぼう大なゴミと戦つているのが、73人の作業員と20台の収集車です。
これから夏にむかい、それでなくても多いゴミが、ますます多くなり収集が困難になってきます。しかしいくら作業員や収集車をふやしてもゴミもますます多くなるばかり。これではまるで「イタチごっこ」で解決にはなりません。そればかりでなく7月、8月は残飯による臭気、水分の多いものが増えるなど、作業能率が低下します。ゴミを捨てるときは水分をよくきる、簡単なゴミは各家庭で処理するなどみなさんも収集に協力してください。
定時収集とは
清掃課では、作業を能率的にするため、ポリバケツによる定時収集を行なうよう現在準備を進めていますポリバケツによる定時収集は、作業を能率的にするばかりでなく、カ、ハエ、ゴキブリなど病害虫の発生も防ぎ、一石二鳥の効果があります。
しかし、この定時収集もみなさんの協力がなければうまくいきません 各家庭でゴミ箱にかえて、ポリバケツを用意して、決められた日時に、指定された場所へ持っていかなければならないからです。カやハエの発生源となるゴミ箱をやめて、衛生的で能率的なポリバケツによる定時収集に切り換えるため、清掃課では各家庭に協力を呼びかけています。
なお、最近市役所の名をかたってコンクリート製のゴミ箱を売っているものがありますが、市役所とは関係ありませんから注意してください。
■これはいけません
川はゴミすて場ではありません。あなたのすてたそのゴミが、町をきたなくするばかりでなく、ハエやカ ゴキブリの発生源にもなつているのです。
ゴミはポリバケツ、ゴミ箱へ正しくすてましよう。
- 写真あり -
添付ファイル
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