富士市 FUJI CITY Official Site

富士市
広報ふじ > 昭和42年 > 昭和42年5月15日 010号 > 【広報ふじ昭和42年】新住居表示 吉原・富士の市街地

【広報ふじ昭和42年】新住居表示 吉原・富士の市街地

審議会つくり 43年までに実施

「○○さんの家を訪ねたがわからなくて困った」「集金に行った家がわかりにくくて……」という経験をどなたももっていると思います。
 これは現在使用している町名や地番による表示が、土地の所有権、税金を収集するために設けられたもので、数軒の家が同じ番地であったり、一軒の家に二つの番地があったりするためです。
 このため市では、新しい住居表示を行なうため3月定例市議会で住居表示審議会条例を定め、昭和42年、43年の2年間で第一次計画として、吉原、富士両地区の市街地を実施します。
 住居表示審議会は、市議会議員、実施区域の代表、学識経験者、警察署郵便局、市職員など25人で構成されます。この審議会では新しい町界の決定や、それにともなう町名の決定などを協議していきますが、町名を変える場合は長年親しんできた町名を尊重して決められます。
街区方式とは
 新しい町界を決める方法には「街区方式」と「道路方式」があります
 「街区方式」は、道路河川、鉄道などの恒久的な施設で適当な大きさに区切り街区をつくります この街区がいくつか集まって町になります。街区には街区符号を、家屋には住居番号がつけられます。表示する場合は富士市○○町○○番○号となります。
道路方式とは
 「道路方式」は、道路に固有の名をつけ、道路の両側にそって一定の番号をふりあてます。表示する場合は富士市○○通り○号となります。
 なお、新しい住居表示が実施されても、現在使用している地番制度がなくなるわけではありません。地番は、土地家屋の財産番号として残され、土地の売買などに使われます。
実施区域は
 新しい住居表示が実施される区域は、吉原、富士地区の市街地(1平方キロメートル当りの人口密度4,000人以上)の1.65平方キロメートルで、対象世帯2,900戸です 
 吉原地区は1.25平方キロメートルが対象で、実施される町名は東本通り1 2、3丁目、宮町、吉原本町1、2、3、4丁目、西本通り、伝馬町西仲町、依田原1、2、3、4丁目、春日町、日吉町1、2、3丁目、昭和通り、住吉町、幸町、大和町、南町、新通りの全域。新追町、荒田島二 宮川町、東国窪、緑町の一部です。
 富士地区は0.4平方キロメートルが対象で、実施される町名は平垣町2、3丁目、銀座町の全域。富士本町、平垣町1、平垣八幡町、富士中町、水戸島上、国久、柚木の一部です。
添付ファイル
※PDFを初めてご覧になる方は、ソフト(Adobe Reader)のダウンロードが必要です。
「Get Adobe Reader」のボタンをクリックし、説明に従いAdobe Readerをダウンロードして下さい。
Get Adobe Reader
広報広聴課 (市庁舎8階北側)
電話:0545-55-2700 ファクス:0545-51-1456
メールアドレス:kouhou@div.city.fuji.shizuoka.jp
〒417-8601 静岡県富士市永田町1丁目100番地 電話 0545-51-0123 ファクス 0545-51-1456
E-mail kouhou@div.city.fuji.shizuoka.jp