(衣) 暖くなるにつれていらなくなった防寒具のあと始末が主婦の大仕事になります。といっても、まだ寒い日もありますので、順々に手入れをしておきましよう。
オーバーや防寒コートなどは必ずクリーニングに出しておきたいものです。その場合、ウールとか混紡品であるとか、製品の材質を書いたメモをクリーニング屋にわたしておき、原因のわかっているシミはなにのシミかメモをつけてわたしましょう
冬物をしまう期間は長くなりますので、よごれは決してそのままにしないようにしてください。
(食) 3月は1月中でにわとりがいちばん卵を生む季節で、値段も安くなります。卵は栄華価の高い食品で、良質のたん白質、ビタミンAB、ミネラルなどが豊富です 卵は新しいことが大切です。カラがざらざらしているもの、からに光沢のないもの、すかしてみて明るいのが新しい卵です。
冬中、休ませておいたぬかみそがそろそろお役に立つころです。その場合、上のほうの2センチくらいは捨て、底から空気にふれるように、よくかきまぜてください。
かわったところで芽キャベツやウドの一夜づけはいかがですか。ウドの場合はアクぬきに皮のまま水にぬらし、塩でみがいてつけこみます。
(住) 冬もののカーテンのよごれも気になってきます。自宅で洗うときはおふろのおとし湯を利用して押し洗い、踏み洗いの要領でやればきれいになります。
部屋のよそおいをあれこれくふうするのも、春を迎えられるときの主婦の楽しみではないでしょうか。新入学のお子さんがあれば、居間や廊下のすみを利用して「デスク・コーナ」をつくってはいかがですか。カーテンで仕切ってもよいし、タンス類でかこえば簡単にできます。