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私は第二期パイオニア大生として昨年1年間、県下各地の仲間と青年活動のリーダーになろうと学びました。そこで得たことを2、3述べたいと思います。
よく世間一般に「いまの若いものは」といいますが、私たちの仲間にはそういう者はひとりもいませんでした。「いまの若い者は」という言葉のなかには、現在の若者は一貫した自己の個性、あるいは意見や自分の道が決まっていないためにいわれるのだと思う。パイオニア大学に参加して、いままで自分自身が歩んできた毎日の生活のなかに、行きあたりばったりであった自分をおおいに反省しました。
そして、社会人として最初から最後まで貫き通す一本の道を早くみきわめること。そのなかにおいて自己を高める努力をすること。これが「いまの若い者は」という世評を切り開く道ではないかと思いました。
次に良い友を多く持ったことです。人間は環境に支配されやすいといわれます。そこで必要なしとは、自分を注意してくれる友よりも、一つの問題に対して考えさせてくれる友を多く持ったほうが、自分自分を高めるためにプラスになるのではないかということです。また私の経験から、なるべく自分と異った個性のある人を友に選べということです。とかく同じ様な者同志になると一方にだっせんしやすいし、そこになんの向上もないと思うからです。
私自身パイオニア大学に参加して、団体生活の経験は1年しかありませんが、毎日の自分の生活に対し何か考えさせられた1年間でした。
青年活動に対しいっそうのファイトを持ち、大勢の良き友が沢山できることを楽しみに、今後も活動したいと思います。 (中島町2・会社員)